高 原 町 の 鳥 類 2

       高原町はブッポウソウの繁殖地として有名ですが、ブッポウソウが見られなくなって久しい。
       しかし、近年その声を聞いたという話も聞きました。
       基本的には自分の目で観、耳で確認したもののみを記載しました。


2004年〜2007年分


センダイムシクイ:
長尾山は鹿や猪を狩る猟師さん達が通る程度でめったに人が通りません。そのせいか、道の直ぐ横の雑木林にいたこのセンダイムシクイは私の目の前   2 m くらいのところを飛び回っていました。
 この鳥の同定は日本野鳥の会・宮崎県支部長の前田さんにお願いしました。前田さんの話ではこの鳥は夏鳥で10月頃には東南アジアの方に帰って行くそうです。(2007.10.15)











カワラヒワ:
 何の写真か判から無いかもしれませんが我家のヒマワリの種を食べに来たカワラヒワです。スコープにデジカメを接続して写真を撮るのはとても難しい。そろそろ一眼レフカメラが欲しいこの頃です。(2007.8.15)



















コゲラ:
 写真が悪いので分かりにくいかとは思いますが、コゲラです。キツツキの仲間ではもっとも小さい鳥です。背中の黒と白のまだら模様が特徴です。朝の散歩道でよく見かけます。(2007.4.15)
















キジバト:
 我家の庭に来たキジバトです。この写真は部屋の中から撮りました。庭にはシロハラ、モズなどがやってきますがなかなかうまく写真が撮れません。(2007.3.15)


ヒドリガモ:
 1月28日、日本野鳥の会宮崎県支部、高原町観光協会、御池青少年自然の家の共催で、今年も御池で野鳥観察会が行われました。
 鳥は例年のようにヒドリガモ、トモエガモ、キンククロハジロ、マガモ、など水鳥と共に32種類の鳥を確認しました。今年は特にクマタカ、ハヤブサ、ノスリ、ミサゴなどの鷹類が4種類も見ることが出来ました。(2007.2.15)













ハシボソガラス:
 この近くではハシボソカラスが多いですが、ハシブトカラスも時には見ることがあります。カラスは用心深い鳥なのでなかなか写真を撮らせてくれません。隣町の小林市ではコクマルガラスなども見ることが出来るそうですが、私は見たことがありません。(2007.1.15)







           
 


アイガモ:
 11月の末に御池の周りを一周しましたら、すでにカモ類が沢山来ていました。オオバンが今年は8羽もいました。カモ達は非常に用心深く、遠くからでも人影を見ればたちまち岸から離れて行ってしまい、なかなか写真が撮れません。
 ところが遊歩道の直ぐ下にいたカモが少しも逃げません。よくみると右端のカモは見たこともない模様の羽でしかもこちら側のカモよりも一回り大きいのです。写真を撮ってよく観察したらアイガモでした。逃げないはずです。(2006.12.15)









   

 牛とサギ
 今年も9月中旬ころより牧場にサギがやってきました。概ね朝と夕方に多く集まってきます。コサギとアマサギです。
 牛が草を食べると周りにいる昆虫が飛び出し、それを狙ってサギが集まるのでしょう。
 右の写真でわかりにくいですがサギの後に黒く写っているのは牛です。何となく足がわかるでしょうか。(2006.10.15)





オオバン:
 4月4日、御池にはカモなどの渡り鳥もほとんど北に帰って少なくなった水鳥の中でバンの家族が6羽未だ帰らずに泳いでいました。嘴と額が白いので遠くからもすぐオオバンと分かります。
 今までこの池で住んでいなかったのでもうすぐ帰るのでしょう。(2006.4.15)










マガモ:
 1月12日に御池の周辺を散歩しました。御池には昨年は約800羽のカモがやってきましたが、今年は更に少なく感じます。やってくるカモの9割以上がマガモです。その他にもキンクロハジロとオオバンを見ました。
(2006.1.15)

















ムクドリ:
 今年もやって来ましたムクドリとコムクドリの混生旅団。20羽から50羽くらいで羽音と鳴き声高らかに我家の柿の実をねらってやってきました。















          

ツバメ:
 8月に入ると、家の近くの電線にツバメが集まって来ました。その数約300羽から500羽くらいです。どうしてこんなにも多くのツバメが毎朝集まって来るのか判りません。近くにツバメの宿があるのかもしれません。



シロハラ:
 冬の間、シロハラはツグミより多く見られます。これは庭に来たシロハラです。流石に4月になると少なくなっています。


















アオバト:
 タカがアオバトを捕らえて地上に降りたその10mくらい先に妻が散歩していたので、タカは驚いて逃げて行ってしまいました。タカはアオバトを捕らえた瞬間にアオバトの急所に爪を立てたようで、このアオバトの左の翼と右足はすでに動かすことが出来ませんでした。







ツグミ:
 農業用の防鳥ネットに引っかかってしまったツグミ。ツグミはこの辺りには非常に多くどこにでも見られる鳥です。
















ヒドリガモ:
 御池には色々なカモがやってきます。日本野鳥の会宮崎県支部の話では今年の飛来数は約800羽だそうです。10年ほど昔にはこの池で1万羽を越すカモが飛来したそうです。昨年は約1000羽、と年々少なくなっているとの話でした。
 マガモが圧倒的に多いですが、トモエガモ、オシドリ、オナガガモ、キンクロハジロ、バンなども見ることが出来ました。






ニュウナイスズメ:
11月初旬にスズメの群れの中に違う鳥がいるのに気づき、ニュウナイスズメとわかるまでに少し時間がかかりました。
隣の空地の柿の木に朝夕群れているのを見るとスズメとニュウナイスズメは半分半分くらいのように見受けられます。








アカハラ:
庭の梅の木に柿を刺しておいたら、アカハラがやってきました。普段散歩する時にはツグミやシロハラが目立ちますがこの地方にはアカハラも多いのに気づかされました。愛知県の住んでいた辺りでは見なかったように思います。









コムクドリ:
 9月20日、庭の柿の木にムクドリの鳴き声を聞き、ムクドリの来る季節になったかと、窓から見たら見慣れぬ鳥の集団。さっそく図鑑で調べたら、なんとコムクドリでした。最初の3日ほどはコムクドリの集団。その後は10月中旬くらいまでムクドリに混じって行動していましたが、11月1日にはまったく見ることはありませんでした。南に帰る途中だったようです。









アオサギ:
 葦の葉で隠れているつもりのアオサギの幼鳥。高原町は湧水が多く、その水を利用をしてマスや鯉などの養魚が盛んです。その養魚を狙ってゴイサギやアオサギが養魚池にやってきます。


















ホオジロ:
 毎日、家の引き込み電線に来て朝夕縄張りさえずりをしています。
 撮影用のカメラを持っていませんのでスコープにデジカメを接続して写真を撮りました。