大 き な 木 2
必ずしも巨樹にあらず、私が大きいと感じた樹を独断と偏見で紹介します。
幹周は「みやざき巨樹の道」による基準である胸高、いわゆる地上より1.3mの高さの幹周を測定しました。
清流ランドの遊歩道途中のスダジイ
幹回り:不詳(推定約5m)
昨年の台風で色々な木が倒れたり、枝が飛んだせいか、せいか、清流ランドの遊歩道沿いの見通しが良くなり、崖の上の大きなスダジイに気づきました。崖にへばりついていますので、多分、上から行っても木の幹回りを測ることは難しいでしょう。(2019、2、15)
皇子原公園から清流ランドに行く途中のクスノキ
幹回り:5m44p
皇子原公園から清流ランドに抜ける道を50mほど下って、右手の広い空地、最近までシイタケの榾木が置いてあった場所の隅にこの大きなクスノキは有ります。
普段はそんな所に立ち入らないので、今まで気が付きませんでした。
目の高さで二股に分かれているのは、昔、樟脳を取るために一度切られたかもしれません。(2014、12,15)
御池観察小屋の遊歩道のケヤキ
幹回り:5m55p
御池の野鳥観察小屋に行く遊歩道で最も幹回りが太い木です。イチイガシのように看板も出ていませんが、一目見ただけでわかります。
5月以降はヤマヒルが出るというので、今年の3月に測定に行きました。
しかし、木の葉の茂っている時期に一度は見てみたいものです。(2013.6.15)
御池野鳥観察小屋への遊歩道のイチイガシ
御池から小池にゆく途中に野鳥の観察小屋があります。その道が遊歩道になって整備されています。2月9日に環境省の主催でここで自然観察会が行われ、私も参加しました。途中に大きなイチイガシがあり、看板が出ていました。写真がよくありませんが、大きな木であることは認めます。観察小屋から別の道を取って御池に帰ってきて、昼食後野鳥観察会があり、楽しい一日でした。(2013.4.12)
狭野神社のイチョウ
幹回り:5m70p
前に狭野神社のイチョウを取り上げましたが、もう1本イチョウがあると知人から教えられました。探してみたら、参道、最後の鳥居の上、神社との間に大きなイチョウがありました。その大きさにびっくりです。今まで気づかなかったのが不思議くらいです。
足元には銀杏が沢山落ちていましたので、拾って果皮を取り除き、食べました。(2013. 1.31
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矢岳への登山道のハリギリ
幹回り:2m95p
新燃岳噴火から1年半、矢岳への登山が解禁されました。久方振りに矢岳に登ってみました。登山道の途中に前から気になっていたのがこの木です。足元に落ちていた葉からハリギリであると判断しました。実際に幹回りを測ってみると見た目より細いですが、ハリギリとしては大きいと思います。(2012.11.15)
高原小学校の大きな木
クスノキ 幹回り:4m90p センダン 幹回り:5m28p
昔はいざしらず、小学校の敷地に入るのはためらわれる時代になりました。先月、町の行事で高原小学校の敷地に入ることがあり、その時に小学校に大きな木があることに気がつき、再訪しました。
先回の先導役の町の文化財保護調査委員の地村さんに同道していただき学校の許可を得ました。
写真の技術が悪いので、クスノキの方が大きく見えますが、幹回りの数字の示す通りセンダンの方が大きいです。私の現在知る限り、このセンダンの木が高原町で最も大きいセンダンではないでしょうか。(2012.9.15)
御池キャンプ場のスダジイ
幹回り:3m 58p
御池キャンプ場のはずれの方にこのスダジイの木はあります。
もう何年もこの前を通っていましたが余り大きな木という意識がありませんでした。
しかし、よく見ると根元に瘤がうねうねとあり、さらに、根元に空洞があり、なかなかの貫録です。(2012.5.15)
国道223号線沿い、霧島東神社入り口の反対側の森のスダジイ
幹周り:3m 95cm
高原町側から国道223号線を霧島東神宮に入らず道路の左側が少し広くなった場所があり、そこに車を止めて道路の東側の森に入るとこの木があります。
昔、一度切られたことがあるようで地上から1.5m位のところから二股に分かれています。(2011.1.15)
皇子地区入り口のスダジイ
幹周り: 5m 62cm
サンヨーフラワー温泉出口の正面から皇子部落へ入る道があり、少し行くと湧水があり、湧水の脇に赤い鳥居があります。その鳥居近くの道の曲がり角から上を見ると高い崖の上にこの木があります。
この木に至るには回り道をして、道をさらに進み、この雑木林に入って崖の上に至るか、この崖を無理やり登るしかありません。
高い崖に面しているため幹周りを測るのに苦労しました。(2010.11.15)
御池キャンプ場上のモミ
幹周り:4m 81cm
御池キャンプ場上のツガ:
霧島東神宮へ上る道からキャンプ場に降りる道の分かれ道をキャンプ場に降りずに真っ直ぐに雑木林の中を200mほど歩いて登ります。更に左手に50mほど行くとこの木があります。
場所的にはキャンプ場の真上辺りになるのではと思っています。
この辺りの大きな木はほとんどが崖のような所にありますが、この木は周りが平な所に立っています。(2010.8.15)
御池駐車場上のモミ
幹周り:4m 21cm
前回掲載したイスノキがある場所から崖の下の方を見ると左程大きいとは思えませんが木がありましので、近づいてみたら大きなモミの木がありました。幹周りを測ってみてびっくりです。
はるか上のほうに枝があり、モミがツガか迷いましたが、幹のはがれ具合からモミとしました。(2010.6.16)
御池駐車場上のイスノキ
幹周り:3m 17cm
2007年4月に掲載したシイノキを再度見ようと駐車場から上に上がったら、大きなイスノキに出会いました。07年の時には全然気づきませんでしたが、近くに寄ると以外に大きいので驚いてしまいます。(2010.3.15)
霧島東神社からの登山道のホオの木
幹周り:3 m 36 cm
霧島神社から霧島山に登る登山道を30分ほど登ったところにあります。
幹周り 3m36cmは小さいほうですが、ホオの木でこのような大きな木を私は見たことがありません。
この写真は今年の2月に観光協会の増田さんと役場の方が登山道の調査に行かれるのに同行させていただいた時のものです。(2009.12.15)
皇子地区のクスの木
幹周り: 4m 26cm
サンヨーフラワー温泉の入り口から真っ直ぐ北に狭い道を行くと戸数数個の皇子の部落があります。その部落の入り口の雑木林を50mほど入るとこのクスノキがあります。
今までの大きな木の多くが崖か斜面にありましたが、この木は珍しく平面に立っていました。(2009.10.15)
御池キャンプ場駐車場入口のイチイガシ
幹周り:4m 3cm
御池キャンプ場の駐車場の入口の所の一段高い所にありました。今まで何度もここに来ていたのに全然気付きませんでした。
一段高いところにあるので気付かなかったのでしょう。下からみると左程大きな木には見えませんが、4mを越していました。(2009.8.15)
霧島東神宮の登山道のイスノキ
幹周り:3m 8 p
霧島東神宮の裏を通って登山道を10分くらい登った所にあるイスノキです。イスノキのように成長が遅い木が3メートルを越すのは凄いことだと思います。
どういうわけか自然に生えている大きな木は崖っぷちに多いようです。この写真は崖の下から写したものです。根が大きく地表に現れて木を支えています。(2009.6.15)
皇子原公園裏のスダジイ:
幹周り: 6 m 70 p
皇子原公園のマス釣りの受付事務所から清流ランドの方に下った直ぐの林の中にありました。木が傾いています。更に、木の向こう側から見ると半分ほど洞になっており、この写真でも判ると思いますが、木が半分は枯れています。しかし、上のほうは又太く木が生い茂っていました。(2008.6.15)
御 池 の ヤ マ ザ ク ラ
幹周り: 2 m 80 p
御池の上にある霧島東神社の社務所の前から撮った写真です。御池の周りはほとんど照葉樹に覆われています。サクラの咲く頃に、池の周りの雑木林から頭だけ出してピンク色のヤマザクラが咲きます。その中でひときわ大きいピンク色のサクラがこの写真のサクラです。このサクラは国道232号線から御池野鳥センターに行く道の傍に生えています。しかし、このサクラの周りには照葉樹が密生しており、木の下からはサクラの花はほんの少ししか見ることが出来ません。(2008.4.15)
皇子原公園裏山のシイの木
幹周り: 4m 34p
皇子原公園の裏に川が流れています。その川の源流の湧水近くの林の中にありました。木が高くて木の同定が難しかったですが、スダジイに間違いないと思われます。(2008.3.15)
霧島東神宮参道の杉
幹周り: 5m 46p
霧島東神社の今の参道と昔の参道の合流点から100mほど登った道の下に大きな杉が数本ありました。よく見るとこの辺りが昔の参道ではなかったと思われます。その中で最も大きいのがこの杉です。(2008.1.15)
麓踏み切りの近くのウスギモクセイ
幹周り: 3m 12p
JR高原駅の東方約100mにある麓踏み切りの直ぐそばの歩道の横にあります。
この場所は今は歩道となっていますが元々は水路であり、この木が生えている場所は水路の土手ではなかったか、と思われます。
ウスギモクセイは漢字で書けば薄黄木犀となります。この木はご覧のように道路上に大きく枝を伸ばしており、この木の下の歩道を通るとむせかえるような木犀の匂いがします。(2007.11.15)
※ 2008年初頭にこの木は切り倒されてしまいました。残念(2008.1.15)
長尾山のタブの木
幹周り: 4m 45p
長尾山は高原町と都城市結ぶ道がありますが、鹿や猪を狩る猟師さんの小型トラックが通るだけの道です。
その道の傍にこのタブの木は有ります。木の下には祠のように酒などがお供えしてありました。猟師さんがこの木に敬意を表してお祭したのでしょうか。(2007.10.15)
ご近所のKさん宅のエノキ
幹周り: 3m 60p
毎日散歩に行く途中にあります。道の方から見ると、木の下の方がヤブに隠れていて今まで大きな木とは気付かずに見ていましたが、最近突然大きな木では無いかと思い、そのお宅を訪ねてみました。上の方は台風で折れてしまって小さく見えるとのことでした。木の下の方にはイヌビワやウルシやヤツデが寄生しておりました。
この家の物置の裏で、この木の後には水路が流れており、その向うは他所の家の畑になっています。(2007.8.15)
長 尾 山 の シ イ
幹周り: 約 6 m
長尾山は都城市に接しており、尾根づたいに小型トラックが通れるほどの道がついており道の南側は都城市、北側は高原町です。ただしこの道は材木の切り出しか、猟をする人しか通らない道です。その道沿いにこのシイの木はあります。気の根元からヒコバエが沢山生えていて幹周りを測定するのが困難な木でした。また、根元にはタヌキの穴かと思われる穴があいていました。(2007.6.15)
御 池 駐 車 場 横 の シ イ
幹周り: 4m 27 p
国道 232号 線沿いにある御池駐車場の横を上がると目につく大きな木があります。しかし、、この写真の反対側の木の根元は空洞となっています。
駐車場からみると木が茂っているのでこんな大きな木があることに気がつきません。(2007.4.15)
狭 野 神 社 の 杉
幹周り : 5m 73p
狭野神社の石の仁王像の後にある杉の木です。右の写真は下の道路から撮ったものです。木の下のほうに小さい木が生えていてその大きさが判りにくいと思いますが上の方は大きな枝が張り出していて見事なものです。(2007.2.15)
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