その他のその他生き物

魚類、貝類、哺乳類、両棲類、爬虫類などの範疇に入らない
その他の高原町の生き物を集めました。。


  
            




ヤマビル(蛭綱  顎蛭目  ヤマビル科)
 8月中旬に御池で遭遇しました。観察会の途中で、ズボンの裾を靴下の下に入れるとヒルに噛まれないという、人がいたので私もズボンの裾を靴下にいれようと長靴を脱いだら既に靴下に止まっていました。
 勿論、細い方が頭です。
 写真でよく見ると背中に黒い模様があるのが分かりますね。(2019、9、15))















ギンリョウソウ(イチヤクソウ科)
 ケーブルテレビのNさんからギンリョウソウの群落があると連れていってもらいました。高千穂の登山口にありました。
 このように固まって生えているのが複数ケ所ありました。
ギンリョウソウはいわゆる「菌依存栄養植物」昔で言う所の「腐生植物}です。その栄養源はキノコの菌です。去年の秋にこの辺りに沢山のキノコがあったと思われます。(2019、6、15)

















     オオゲジ:(ムカデ綱 ゲジ目 ゲジ科)
 4月25日風呂に入ろうとしましたら浴槽の中でおぼれていました。まだ子供で3センチほどしかありません。我が家にオオゲジが住んでいるとはちょっと驚きです。(2019、5、21)




















  
         アラゲキクラゲ                                 エノキの切り株

 散歩の途中に直径50センチほどのエノキの木があり、秋になると盛大に落葉していました。この木の前の道路を隔てた反対側の住人が秋になると毎日落葉の処理をしておりましたが、地主さんに話をして昨年の秋に切ってもらいました。
 切られたエノキの切り株からアラゲキックラゲが生えてきました。少々頂き食べさせてもらいました。(2019、3、15)





 
ヤスデ:(倍脚綱)
 ヤスデが庭で時々見かけていましたが、ある朝、居間にはっているのに気づきました。
 ちょっと触ったら、丸くなってしまいました。これはマルヤスデの仲間かもしれませんが、ヤスデの同定は難しく私の手には負えません。
 最近、家の中にいろいろな生き物が入り込んでいます。前は庭で見かけても家の中では見ませんでした。我が家も自然に飲み込まれてしまいそうです。(2018、9、15)






ワラジムシ:(小型軟甲類・等脚目)
 親戚の家から藁をもらってきて、車から降ろしたら、藁の中からワラジムシが出てきました。ワラジムシはダンゴムシの仲間ですが、ダンゴムシのように丸くなれません。むしろフムシに近い仲間のようです。
 この写真では分かりにくいですが、ワラジムシは等脚類という名前の示す通り7対の胸部の足が歩行肢となり、その全ての形が似ているものが多い、と図鑑には書かれています(2016、12、15)












ババヤスデの仲間?
散歩の途中で見かけました。写真ではわかりにくいですが青い背中に黄色い足がきれいです。
ヤスデの仲間は「倍足類」と言います。ムカデの仲間は大切1つに足が左右に1本ずつですが、ヤスデの仲間は1体節に2本の足があります。(2016、8、15)













カニノツメ:(腹菌類、アカカゴタケ科)
 散歩の途中にある友人の倉庫の土手に変な物が生えてきたとのメールがあり、立ち寄ってみました。これは昔愛知県時代に見たことがあったカニノツメでした。下の丸い袋から生えてきます。上の方の黒い所はネバネバしていやな臭いがして、ハエを呼ぶそうです。82015、12、15)

















ホウキタケ:ホウキタケ科

 9月の末に山でホウキタケを採っている人に出会いました。食べれるとのことで、その2日後に皇子原で発見。薄いピンクがとても綺麗でしたので、持ち帰り、図鑑で調べてみたら美味しいと記載されていたので、早速食べてみました。シャキシャキして食感はいいのですが、私自身は特に美味しいとは思えませんでした。(2014、10,15)


















 
ザトウムシ:
我家の家の外壁にいました。この足の長さは不思議ですね。体を拡大すると白と黒のすっきりした模様に驚きです。
普通は森の中の木や地面を徘徊している不思議な動物です。
ザトウムシは節足動物門、クモ綱、ザトウムシ目の動物で、いわゆるクモの遠い親戚のようですが、クモとは全く違う生活をしています。ちょっと古いですが、「クモのはなし」という本には「…日本では80種類あまりが知られており、…彼らが根っからの森林の住人で…」とあります。なぜ我家に来たのかわかりません。
私の知る限りザトウムシの図鑑がありませんので、種類が分かりません。何か資料があることを知って見えるかたが見えましたら教えていただけませんでしょうか。(2013.11.15)










ヤマビル:
 9月の中旬に高原町の行事で御池の散策に出かけましたが、未だ暖かいのでヒルに咬まれた人が出ました。その他にも靴に着いたヒルがいましたので写真に撮りました。
 今年は異常に雨が多かったので私自身もこの御池で一度ヒルに咬まれました。その時は血が30分ほど止まりませんでした。物の本によればヒルの唾液腺には血液の凝固を妨げる物質のヒルジンと吸血する動物の血管を拡張する物質が含まれているそうです。
 写真のヒルは血を吸う前なので、長さは2センチほどしかありません。
 ヤマビルは環形動物門、蛭綱、顎蛭(がくしつ)目、ヤマビル科の動物です。(2012.10.15)







ウマビル:
6月中旬、散歩の途中に田植え前の田んぼを覗いてみたら、色鮮やかなウマビルがいました。実は昨年も同じ田んぼ、同じ場所でウマビルを見ていて、写真もあります。代々この田んぼに生息しているようです。
 実物は写真で見るよりも緑色が鮮やかで見とれるほど美しい。大きさは伸びた時は15センチくらいもあります。先の細い方が頭です。

 ウマビルは環形動物門、蛭綱、顎蛭(がくしつ)目、ヒルド科に属する生き物で、昔田んぼにいたチスイビルの仲間です。ただし、人間の血は吸わないそうです。肉食性で、巻貝などを食べるようです。(2012.7.15)















アラゲキクラゲ?:
 3月の初旬に御池で見つけたアラゲキクラゲのようです。キクラゲにせよ、アラゲキクラゲにせよ食べることが出来、おいしいです。そして、美しい。3ケしかなかったので、採集せずにそのまま帰ってきました。

真菌門担子菌亜門異型担子菌綱キクラゲ目キクラゲ科アラゲキクラゲ         (2012.3.15)

















          カワラタケ                              チリメンタケ

 昨年の11月に我家の柿の木にアラゲカワラタケとサルコシカケの仲間(種名まではわからず)が生えてきたことを掲載しました。実はこの写真は春先に撮ったものでした。
 その後、キノコを取り去ったら昨年の秋に上のようにカワラタケとチリメンタケをが生えてきました。1本の木に何種類ものキノコ菌が取り付いていることに驚きです。(2011.1.15)






イシクラゲ:
 庭に生えてきたイシクラゲです。春から秋にかけて結構道端なので見かけます。特に梅雨時などはこの写真のようにワカメのように見えます。このイシクラゲは勿論クラゲではありません。これは藍藻類に属します。藻類といえばその多くが海に生えているのに日本では唯一?の陸上の藻類なのです。(2010.12.20)











  

                              
         アラゲカワラタケ                           サルノコシカケの仲間

柿の木が大きくなり過ぎた上に、余り実がならないので思い切って目の高さからばっさり切りました。予想外の出来事でしたが、半年ほどしたら、2種類のキノコが生えてきました。アラゲカワラタケは図鑑でどうにか同定できましたが、肉厚のサルノコシカケの方は遂に同定できませんでした。(2010.11.15)








チチタケ:
 清流ランド近くの雑木林の中で見つけました。1本だけでした。触るとご覧のように白い乳色の液が出てきますので素人の私でも分かります。
 この写真を撮った5日ほど後にNHKの朝の番組でこのキノコを取り上げていて、しかも大層美味しいなどと栃木県の道の駅で売っている映像が流れました。図鑑によれば栃木県では異常な人気のあるキノコと記載されています。(2010.9.15)



















シーボルトミミズ:
 雨上がりの御池を散歩していたら、大きなミミズが出てきました。私の長靴は25センチですからこのミミズは30センチくらいはあります。その上この写真ではわかりにくいですが、青緑色に妖しく光っています。
 触ると臭いおしっこをかけます。触らぬ神にたたり無しです。
 シーボルトミミズは貧毛綱 後生殖門目 フトミミズ科に属します。(2010.6.16)











シイタケ:
 2月の末に御池の周りを歩いていたら、雑木林の中に枯れて立ったままの木があり、そこにキノコが出ていました。
近づいてみたらシイタケでした。こんな寒い時期にシイタケが出るとは、と少し驚きました。
 天然のシイタケに会えるとは幸運です。3枚だけでしたが頂いて帰り、夜の食事に加えました。(2010.3.15)












カワラタケ:
 この写真は12月の末に御池を散歩していて見つけたものです。
 キノコについてはまったくの素人ですが、このカワラタケは素人でも分かりやすいキノコではないでしょうか。
 触ってみると、革質、多数重なり合って群生しています。図鑑によれば広く世界的に分布すると記載されています。
 分類学的には真正担子菌綱 タコウキン科(多孔菌科)に属します。(2010.2.15)









キツネノロウソク:
 我が家の庭の隅に生えてきたキノコです。
 腹菌類の仲間です。よく似たキノコにキツネノエフデというのがあります。上部の黒いところがないということで見分けがつきます。
 このキノコの黒いところからいやな臭いを出してハエなどをおびき寄せて、このキノコの胞子をハエなどに運ばせて胞子をばら撒くようです。(2009.11.15)
 (腹菌亜網 スッポンタケ目 スッポンタケ科)

















コフキサルノコシカケ:
 このキノコの裏(表)は真っ白です。コフキは「粉吹き」という外見からの命名と思われます。サルのコシカケ類は概ねとても硬く採集するには道具が要ります。
 サルノコシカケ類は抗がん剤として広く売られています。インターネットでコフキサルノコシカケを調べたら、500gで5000円で売られていました。
 キノコ類は菌類に属します。(2009.10.15)












コウガイビルの仲間(オオミスジコウガイビル?):
 雨上がりの散歩の途中の道路に出てきたコウガイビルの仲間です。
 どうでしょう、この鮮やかな黄色。目を疑うようなコウガイビルです。今まで見たコウガイビルは黒いか灰色だったのでビックリしました。コウガイビルはあまり気持ちのいい生き物でありませんが、家にいればナメクジを食べてくれるので大切にしたい生物です。
コウガイビルは扁形動物門、渦虫綱、三岐腸類に属します。(2009.3.15)










サワガニ:
 高原町は湧水が多いせいもあり、小さい川や水路が沢山あります。水路の近くでウロウロしているサワガニをよく見つけます。別に珍しいものではありません。しかし、これを食用にする程には沢山いるとは思えません。
信州、長野県に旅行に行きますと、旅館で時にはこのサワガニが料理に供されることがあります。この辺りで食用にする話は聞いたことがありませんが、そのうち食べてみたいと思います。(2009.3.15)
       節足動物門、短尾下目、サワガニ科










ウスヒラタケ:
 キノコについてはその種類を同定するのはとても困難です。キノコのことを知っている人も少ないと思います。しかし、誰でもシイタケやマツタケくらいはわかるでしょう。私はかってヒラタケの栽培(勿論家庭用に)をしたことがありますので、ヒラタケだけは同定できます。散歩の途中の道端の草の中の倒木にウスヒラタケが一杯出ていました。2年間くらいその季節にはこのウスヒラタケが我家の食卓を豊にしました。美味しかったです。
キノコは菌類に属します。いわゆるカビの仲間です。正式には下記の如くです。(2009.3.15)
 真菌門、担子菌亜門、真正担子菌綱、帽菌亜綱、
 ハラタケ目、ハラタケ科