高 原 町 の ク モ 類 4

クモ類は愛知県に比べて非常に多いのですが、どれも同じに見えてしまい一生懸命探さないと
色々な種類が見つかりません。また同定が難しいので大きい種類のみになってしまいました。
なお、一部わからない種については同定を東大の谷川明男先生にお願いしました。

            

                  2014年10月〜

 
イオウイロハシリグモ:(キシダグモ科)                   イオウイロハシリグモの蝕肢

 家の中に入り込んで来て脱皮して大きくなりました、オスです。背中の模様だけでは同定出来ませんでしたので、蝕肢を片方切り取って、顕微鏡で見て、図鑑「日本クモ類大図鑑」に記載されているオスの蝕肢の写真と見比べて同定しました。
(2017、8、15)














アシナガグモ:アシナガグモ科 
 散歩の途中で見かけました。水路の上に水平円網を張っていますがわかりますでしょうか。幅30センチほどの小さな水路ですが、クモは丸々と太っています、余程獲物が多いのでしょう(2017、7、15)
















ササグモ:(ササグモ科)
 我が家の庭のハマナスの花を覗いてみたら、ササグモが食事中でした。ササグモは花の中に待機していて、やってくるハエなどにおそいかかり、捕らえて食べます。
(2017、6、15)


















ウヅキコモリグモ:(コモリグモ科)
 古い昔の図鑑を見ますと、ウヅキコモリグモは「ドクグモ科」に属していました。ウヅキドクグモといえば噛まれたら痛くて傷が疼くと勘違いされたようです。ウヅキは「卯月」であり、2月のことです。春も早くから出没することから命名されたようです。この写真のように腹の下に卵塊をぶら下げて歩き回ります。(2017、5、15)














サイトウヌカグモ:(サラグモ科)
 昨年、4月に大幡山登山口の駐車場付近で採集したものです。東大の谷川先生に同定していただきました。私の持っている図鑑には記載されていないクモです。インターネットでサラグモ科であることを知りました。小さなクモです。(2017、4、15)

















ハラクロコモリグモ(コモリグモ科)
 1月末に家の中で見つけたものです。家の中は暖房が聞いて暖かいせいかクモも寒さを避けて避難してきたのかもしれません。(2017、2、15)















クモの卵嚢:
 散歩の途中で拾いました。明らかにクモの卵のうです。しかしながら何クモか分かりません。
 ご存知の方、教えてくださればありがたいです。(2016、12、15)
 
















イオウイロハシリグモ(キシダグモ科)
 10月の初旬に見かけました。お腹の下に卵を抱いていました。図鑑には「キシダグモ科のクモはすべて球形の卵のうを口にくわえて保護する習性を持っている。」と記載されていました。
(2016、11、15)















ムネグロサラグモ(サラグモ科)
 8月に御池で見つけました。別に珍しいクモではありません。しかし、この背中の模様の美しさはどうでしょう。複雑な模様がとても綺麗です。サラグモの仲間はほとんど小さく肉眼ではこの模様がはっきりわかりませんが、写真にとって見ることでその美しさがよくわかります。(2016、10、15)














  
          何のクモの巣                               ヒラタグモ
ヒラタグモ:(ヒラタグモ科)

 洗面所の入り口の床にクモの巣が出来ていました。調べたらヒラタグモが出てきました。このクモは雨戸などに張り付いた小さなクモの巣を作るのを見ますが、床面に巣をつくるのを見たのは初めてです。(2016、9、15)












ミドリアシナガグモ(アシナガグモ科)?
 名前はミドリアシナガグモですが、緑色をしているわけではありません。薄い黄色をしているように思います。図鑑には九州では標高の高いところにしかいないとのことですが、御池の周りは標高300m位なのでミドリアシナガグモではないかと思います。(2016、8、16)
 
















コシロブチサラグモ(サラグモ科)?
 大幡山登山道の最終の駐車場あたりで採集しました。図鑑で調べたら九州地方では比較的高地に生息と書いてありましたので、間違いないと思いますが?です。(2016、7、15)
















ネコハエトリ(ハエトリグモ科)
 5月の下旬に御池で見かけました。特に珍しいクモではありません。図鑑によれば関東地方ではこのネコハエトリを闘わせる遊びが有るそうですが、どのようにするか私は見たことが有りません。(2016、6、15)
















コハナグモ:(カニグモ科)
 4月の末に清流ランドでクモの採集をしていたらこのクモに出会いました。葉っぱや花の中に潜み、飛んでくる昆虫を捕まえます。(2015、5、15)
 


















マルゴミグモの巣:
散歩の途中で見つけました。明らかにマルゴミグモの巣ですが、巣の住人を見つけることが出来ませんでした。
(2016,1,15)


















  
     チュウガタシロカネグモの巣                         チュウガタシロカネグモ

 11月の末に霧が晴れた朝、家の前の空き地の草の間に直径10センチほどの水平円網がいくつも目立ちました。どんなクモだろうと、珍しくもない、チュウガタシロカネグモでした。まだ小さい幼体でした。(2015、12.15)






アオグロハシリグモ(キシダグモ科)
 ちょっと古いですが7月にタシロランの撮影に皇子原公園に行った時に道を歩いていたこのクモを見つけました。
 コモリグモの仲間かと思いましたが、足が長く、ハシリグモの仲間でした。 (2015、11、15)




















          ハヤテグモ (キシダグモ)                        ハヤテグモと卵塊

 9月の中旬に後川内の田んぼの辺りを歩いていたら水路の縁の草の上にハヤテグモが卵嚢を抱えているのに遭遇しました。
 図鑑で調べて見ましたら、「…オスは求愛の際に、捕えた獲物を糸で包んでプレゼントを作り、それをメスに渡している間に交尾をする習性が、板倉泰弘{1999年)により報告されている。」と記載されていました。
 愛知県地方に住んでいた頃、クモの会で板倉氏と何度かお会いしたことを懐かしく思い出しました。
 尚、その頃板倉氏はハヤテグモを含め、3種のクモがプレゼントをすることを報告されていました。(2015,10,15)






アマギエビスグモ:(カニグモ科)
 7月にクモの採集のために大幡山の登山口まで行きました。たたき網をしていてこのクモを採集しました。
 同定は谷川先生にお願いしてアマギエビスグモと判りました。
 図鑑によれば和名のアマギは伊豆半島の天城山に因むとありました。(2015、8、15)















エゾアシナガグモ:(アシナガグモ科)
 皇子原の神武の館の裏に人口の水路がありますが、その辺りを探したら、この奇麗なクモが出てきました。
 図鑑には四国、九州には山地にいる、と書かれていました。名前の如く、比較的寒い地方のクモの様です。



























ハラビロセンショウグモ:(センショウグモ科)
 あまり大きくなく、何となく弱弱しい感じのクモだな、と思いました。しかし図鑑を開いて驚きました。ヒメグモ科やサラグモ科などの巣に侵入しクモを襲うクモだそうです。ヒメグモやサラグモは小さいのでこのセンショウグモでも襲うことが出来るのでしょう。
(2015、6,15)
















 
メスジロハエトリ♂:(ハエトリグモ科)                    2009年に掲載したメスジロハエトリのメス

 5月の初旬に御池でメスジロハエトリがいました。何年か前に同じ場所でメスジロハエトリのメスを2009年にこのHPに掲載しました。今度は♂でした。なるほどメスはほぼ真っ白ですが、雄は黒く、太い線が腹部にあり、全く違う種類かと思うほどの違いがあります。(2015、5,15)













デーニッツハエトリ:(ハエトリグモ科)
 清流ランドを歩いていたら遭遇しました。赤褐色がきれいですが、同定には少々手間取りました。背中の模様がヤハズハエトリに似ていて紛らわしい。図鑑をみると年中見ることが出来ると書いてありました。(2015、4、15)



















シモフリヤチグモ:
 12月の末に室内大掃除していたらどこからともなく出てきて居間の床を這っていました。この写真ではわかりにくいですが、触手の先が丸くなっており、雄です。
 偕成社の「日本クモ類大図鑑」には「時には室内に入り込んできて部屋内を徘徊することがある」と記載されていました。
(2015、1、15)




























 ギンナガゴミグモ:
 10月下旬に皇子原を歩いていたらギンナガゴミグモを見つけました。未だ子供で斑紋もはっきりしません。高原町で初めて発見しました。一度見つけるとあちこちで見かけます。
 ゴミグモの仲間は日本では16種類が知られています。
(2014、12、15)

















 
        ホラズミヤチグモ                         ホラズミヤチグモの巣

 皇子原の崖というかなだらかな段差のある斜面に小さな棚網を作っていました。朝露がクモの巣を鮮明にしていました。
丸い住居は深くなく、入り口付近にいて網に昆虫などがかかれば飛び出した来ます。
 このホラズミヤチグモの写真を撮って判ったことですが、クモの頭に白い卵が付着していました。どうやら寄生バチの卵のようです。わかるでしょうか?。このクモを採集して殺してしまいましたが、生きていてもこの寄生バチの幼虫に生きながら食い殺されてしまったでしょう。(2014、11、15)






            クサグモ                              くさぐもの卵嚢

 散歩の途中で他所の家の生垣にクサグモの卵嚢があるのに気付きました。クサグモ自体は珍しいクモではありませんが、この一風変わった形の卵嚢を見るのは初めてです。この卵嚢の後ろには親グモがこの卵嚢を守っていました。
 図鑑によれば、子グモはこの中で孵り、年を越して、春になったらこの卵嚢から出てくるそうです。(2014、10、15)