高 原 町 の 昆 虫 7

           九州には愛知県にはおらず九州独特の昆虫も多く、楽しみです。
           ただし、昆虫は種類が多く調べるのが大変です。小さい昆虫は調べていません。

                 2017年7月〜



 ムモンホソアシナガバチ(しばばち):(スズメバチ科)の巣

 7月の中旬に生物愛好会で矢岳の登山口にゆく途中で観察会を行いました。その時に会員の一人が葉っぱの裏に着いたアシナガバチの巣を拾ってみせてくれました。

その人の言うには「シババチ」の巣であるとの事でした。

「シババチ」というのはこの辺りの方言で。正式名がわかりません。
 永井先生にお聞きしてやっと正式名がわかりました。
(2018、8、15)












クサギカメムシ(カメムシ科)
 毎年、この時期になると、ナス、やピーマンにクサギカメムシが沢山やってきて、困ります。食べるものですので殺虫剤を使う訳にもゆかず、せいぜい足で踏みつぶすくらいです。
 たまたま草を引いていて、アサガオの葉の裏に卵を産み付けているのを見つけました。とてもきれいな輝くような卵です。何枚もの葉の裏に卵が産み付けられていました。
 すべて除去したせいか今年はナスやピーマンに来るクサギカメムシが少ないようです。(2018、7、15))



























キマワリ:(ゴミムシダマシ科)
 わが家の洗濯干し場にキマワリがやって来ました。キマワリといえば森の中の木の幹に取り付いて木の周りを回っている、というのが私の今まで見てきた風景で、まさか我が家にやってくるとは思ってもいませんでした。(2018、6、15)

















サカハチチョウ:(タテハチョウ科)
 清流ランドに行ったら、林の中でサカハチチョウが飛んでいました。チョウの白い文様が逆さの八に見えるから付けられた名前のようです。
 幼虫の食性はイラクサの仲間のようです。(2015、5、15)


















ナナホシテントウ(テントウムシ科)
 今年の冬は例年にない寒さで、家の中に閉じこもっていましたが、流石に3月になると暖かい日がやってきました。
 しかし、畑の草たちはもう既に大きく育っていました。草をひいていたら草の根元からナナホシテントウが飛び出してきました。草や昆虫は春の準備十分のようです。
 2018、3、15)































ウラギンシジミ:(シジミチョウ科)
 12月の中旬の寒い朝に散歩に行く途中で道に落ちていました。まだ生きていました。寒さのために一時的に動けなくなっているのでしょう。ウラギンシジミは成虫のまま越冬するようです。暖かい日には時々見かけます。
 昔の図鑑ではウラギンシジミチョウ科と書いてありますが、いまではシジミチョウ科に属しているようです。(2018、1、15)





























 
チャバネアオカメムシ:(カメムシ科)                     クロウリハムシ(ハムシ科)

 そろそろ大掃除の季節になりました。我が家の天井のクロスにチャバネアオカメムシとクロウリハムシの死骸が張り付いたままになっています。
 ここに住んで13年目になります。最初のころは虫などあまり家の中に入り込んできませんでしたが、最近昆虫ばかりでなくクモなども家の中に入り込んでくることが多くなりました。家も古くなると自然と一体化するのでしょうか。(2017、12、15)





ヨツボシモンシデムシ:(シデムシ科)
清流ランド付近を歩いていたらネズミの頭が落ちていました。そのそばにネズミの内臓だけが落ちていて、そこにヨツモンシデムシが来ていました。シデムシを漢字で書けば「死出虫」とでも書きましょうか。つまり死んだ動物にやってきて卵を産み付け子孫を残します。また、腐肉の処分屋でもあります。
 この内臓はまだ新しく、朝方にイタチに襲われたようです。(20187、11、15)


















キオビエダシャク:シャクガ科
 今年の夏の終わり頃から高原町内で3回ほど飛んでいるのを見かけました。数年前に宮崎市や日南地方で大発生し、食草であるイヌマキが丸坊主になる被害が出て、ニュースになりました。その後駆除され、今は余りニュースになっていません。我が家にもイヌマキがあり、この綺麗な蛾がやってきましたので採集し、標本にしました。輝くような青がとても綺麗な蛾です。(2017、10、15)








アオモンイトトンボ(イトトンボ科)
 8月の末に我が家の庭にアオモンイトトンボがやってきました。我が家は直接的には川や水路、田んぼに面しておりません。我が家の南側に1軒家があり、その向こうに水田がありますので、そこから来たようです。一年に何回かハグロトンボもやってきます。(2017、9、15)















ビロウドハマキ:(ハマキガ科)
 ハマキガ科の蛾は小さいものが多いのですが、これは最大のものでしょう。散歩の道に落ちていました。
 昔山奥で採集したことがありました。図鑑にも「大樹の茂った森林に多くおり、昼間に樹上を飛び回り、…」と書いてあります。
 しかし、この写真は人家の近くで撮ったのもので、決して山奥ではありません。不思議ですね。
 開張5センチほどです。






















オオヒラタシデムシ:シデムシ科
 散歩の途中で見つけたものです。草地から道に出てきたミミズを襲っている所です。まだミミズは生きていて何度か体をくねらせていましたが、じきに動かなくなりました。
 シデムシというのは「死出虫」と書き、動物の死体やごみ溜めなどに集まると図鑑にはあります。ハエは生きた動物にも卵を産み付けることがありますが、シデムしは生きている動物にはやってこないと言われています。しかしこのように生きた動物を襲うことがあると、初めて知りました。(2017、7、15)