高 原 町 の 昆 虫 4

           九州には愛知県にはおらず九州独特の昆虫も多く、楽しみです。
           ただし、昆虫は種類が多く調べるのが大変です。小さい昆虫は調べていません。

            2008年1月〜2012年4月



 
ヨツメトビケラ:
 4月初旬に祓川湧水で水生昆虫を探していたら、このヨツメトビケラの幼虫が出てきました。
 同定にしようした「原色川虫図鑑」(全国農村教育協会出版)によれば、「…日本産ヨツメトビケラ属は、ヨツメトビケラとオオヨツメトビケラが知られている。ヨツメトビケラの成虫は本州と四国において、オオヨツメトビケラの成虫は九州のみで採集の記録がある。…」との記載がありました。ですからひょっとするとオオヨツメトビケラだったかもしれません。
 ただし、この幼虫は写真を撮ってすぐに元の川に返してしまいました。(2012.4.15)



 







テングチョウ ♂:
 未だ春の息吹が感じられない啓蟄の次の日、3月の6日に御池を散歩していたら、遊歩道の日当たりにテングチョウが体を暖めていました。テングチョウは年1〜2回羽化し、成虫で越冬します。そのため冬でも暖かい日には日当たりのよい場所で見ることができます。雄と雌では羽の橙色の斑紋が異なるので直ぐに雌雄がわかります。日本では1科1種です。
                          (2012.3.15)















オナガサナエ
 温谷の水路のそばを歩いていたら羽化したばかりのオナガサナエがいました。体長5.5pくらいで、しかも写真ではわかりにくいのですが、ほっそりとしたトンボです。ホソミサナエと命名したいくらいはかなげでした。
 オナガサナエのサナエとは早苗のころ、田植えのころに発生するトンボという意味です。例年なら6月の中下旬には発生しているのですが、今年は天候不順で発生が遅れたのかもしれません。(2011.8.15)




















ベニトンボ:
 昨年の夏、初めて御池でベニトンボを見つけました。今年も発生しているか確認に行ってきました。皇子港から左回りで5分ほど歩いた所の砂浜に沢山いて、ここで昨年写真を撮ったのですが、今年はウスバキトンボが2頭ほどいるばかりで、ベニトンボを見かけませんでした。
 更に20分ほど行くと川が流れ込んでいる砂浜辺りにも見かけません。
 更に5分ほど行った崖の下でようやくベニトンボを確認できました。(2011.7.16)














アミメオオエダシャク:
 我家の玄関灯にやってきました。開帳約 5センチ。やや大型のエダシャクガです。
 造形の妙というか、不思議な文様です。蛾類は全体に地味なものが多いですが、このアミメオオエダシャクは抜きんでて自己主張をしています。(2011.6.15)















ベニカミキリ:
 今年は5月の初旬頃まで寒い日がありましたが、連休明けから急に暖かくなりました。庭のナニワバラに色々な昆虫がやってきました。毎年このベニカミキリがこの頃には目立つ存在です。
 写真では分かりにくいのですが、ベニカミキリの下にはハナムグリがいますし、写真の通りハムシの仲間もやってきます。(2011.5.16)














クロイトトンボ:
 昨年、温谷で採集したクロイトトンボです。高原町は私の知る限り、いわゆる溜池というものがほとんどありません。池もドウドウと湧水や川が流れ込み、ドウドウと水が流れ出ていくばかりのような気がします。そのため、イトトンボの種類が少ないように思います。
 温谷の湧水の下が鯉などの養魚池になっており、その池の縁には余り流れが急でない所もあり、このクロイトトンボとリュウキュウベニイトトンボがいました。(2011.3.15)






      








クスサン:
 昨年の初秋に皇子地区で灯火採集をした時にやってきたクスサンです。開張約13センチ。大きな蛾です。地色は地味な黄色っぽい色をしていますが、図鑑によれば地色には変異があると記載され、もっと綺麗な黄色の写真が載っていました。
 目玉模様が面白く、何かの顔に見えませんでしょうか。(2011.2.15)










 
        タブノキハウラフシ                              タブウスフシタマバエ

 御池で見つけたのはタブノキの葉の裏に比較的大きな虫コブでした。以前、小林生物愛好会でも見たものです。宮崎昆虫懇会長の永井先生からタブノキハウラフシと教えて頂きました。天気が悪く写真映りが悪かったので、枝を折って家の花瓶にさしてもう一度写真を取ろうと思っていました。ところがすっかり忘れてしまっていました。ある朝この枝の周りに虫が沢山いることに気づき、捕まえたのが、右の写真で体長は5mmほどでした。タマバエというのはいわゆるハエのような形態をしておらず、どちらと言うと蚊のような弱弱しいハエであると、物の本で読んだことがありましたが、その通りでした。(2011.1.15)






オニヤンマ:
 今年の夏、皇子原でオニヤンマを採集しました。童謡に「……トンボのめがねは水色めがね……」というのがありますが、誠に言いえて妙です。この眼はなんともいえない美しさですね。残念ながらこの水色メガネもオニヤンマが死んでしまうとたちまちに色あせてしまいます。(2010.12.20)















  

       メスグロヒョウモン メス                       メスグロヒョウモン オス

 どちらも我家の庭にきた蝶です。夏の間庭の花、特にブッドレアなどにやってきて花の蜜を吸います。ただ、暑い盛りは余り見かけず、10月頃に又やってきます。名前の通りメスは黒く、オスは普通のヒョウモンチョウです。図鑑には日本産のチョウで、最も雌雄で斑紋が異なる種である、と記載されています。(2010.11.15)







ベニトンボ2:
 9月末に御池に行きました。ベニトンボがたくさん飛んでいました。老熟すると胴体がこのように少し粉を吹いたようになるようです。本当に綺麗なトンボですね。8月の初旬に行った時はある特定な場所しかいませんでしたが、9月の末に行った時はほぼ池の周り全体で見かけました。
(2010.10.15)


















オオシオカラトンボ:
 温谷にいたオオシオカラトンボです。
 高原町では珍しくもないトンボですが。愛知県の私が昔住んでいた地方では余り見かけないトンボです。
 図鑑によれば「ややうす暗い小水域を好む性質が強く、明るく広々とした水域が好きなシオカラトンボとかなり明確にすみ分けている。…」と記載されていました。
 愛知県の私が住んでいた地方は都市化して、「ややうす暗い水域」が少ないことからオオシオカラトンボが少ないのでしょう。一方、高原町は自然が一杯で樹木の茂った水域が多いということでしょう。(2010.9.15)










        オオシオカラトンボ ♂







ベニトンボ:
 8月の初旬に御池を散歩中に見つけました。6月の初旬にもみかけました。翅も赤紫でとても美しいトンボです。
 図鑑によれば、元々は台湾からインドにかけての南方アジアに生息していたもので、1954に鹿児島県の池田湖で発見、その後、1981年に石垣島で発見後、南西諸島でも発見された、と記載されています。
 私は宮崎県で発見されているかどうか知りませんが、ひょとしたらこの御池の記録が初めてかもしれません。(2010.8.15)

















  
      ヒサマツミドリシジミのメス                     ヒサマツミドリシジミのオス

 ヒサマツミドリシジミ:
 今年もヒサマツミドリシジミを卵から飼育してみました。今年は3月の末に、薦田さんと一緒に卵を拾うことから始めました。御池付近で風で折れて落ちているシイなどの枝に卵がないか調べてゆくのですが、卵は小さくなかなか困難な仕事です。2時間ほどで、私が発見できたのは1卵のみでした。流石に薦田さんは慣れているので30卵以上を回収したようです。
 そのうちの14卵をいただき飼育しました。昨年は10卵薦田さんからいただき、1頭の成蝶を得たのみでしたが、今年は8頭の成蝶を得ることができました。
 そのうちのメスを枝を拾った場所に放しに行きました。蝶が羽ばたく度にキラキラと斑紋が現れ、まさに飛ぶ宝石です。このようなモルフォ蝶ばかり集めている人がいるようですが、その気持ちが理解できます(2010.7.15)


     ヒサマツミドリシジミの裏面




スギタニルリシジミ:
 2009年の生物愛好会の行事で3月の末に狗留尊峡にこのスギタニルリシジミに会いに行きました。3月の末と言えばまだ時々霜もおりるこの季節に他の蝶に先駆けてこの蝶が出てきます。いわば春のチョウ達の先導役です。
 今年、高原町でこのスギタニルリシジミを3月の末から4月初旬に探してみました。
 御池の周りと、皇子にいました。食草はミズキです。
 ちなみに愛知県の私の住んでいた所ではシジミ蝶とといえばヤマトシジミとツバメシジミくらいしかいませんが、高原町には色々なシジミチョウが居るようです。(2010.6.16)













フタスジモンカゲロウ:
 2月の末に清流ランドの上流で川底をかき回していたら出てきました。腹部の両側に並んでいるのは鰓です。ここから酸素を取り入れているのです。細かく蠕動させていることを確認できます。それにしても鰓が体の外に着いているのは面白いですね。
 私は残念ながらこのフタスジモンカゲロウの成虫を見たことがありません。一度会ってみたい昆虫です。(2010.3.15)










ダビドサナエか?クロサナエ?:
 トンボのヤゴの同定は「日本産トンボ幼虫・成虫検索図説」に従って行っています。しかしながら、その図説を見ても経験が浅いせいかどうしてもよくわかりません。もっと数をこなせばわかるようになるのかもしてませんが。
 一応、この地域で成虫のダビドサナエを採集していますが、地域によっては混生しているところもある、と図説には書いてありますので、現時点では残念ながらどちらとも確定できません。
それにしても、トンボのヤゴというのはその形がバラエティに富んでいて面白いですね。(2010.2.15)

 











アオハダトンボ?のヤゴ:
 アオハダトンボとハグロトンボの成虫の違いは慣れれば見分けがつく様になりますが、幼虫は同定がとても難しいです。アオハダトンボの幼虫であろうと思われます。
下のコオニヤンマの幼虫と比較してみてください。同じトンボでもその形は随分と違います。
 この写真も千谷の下流で見つけたものです。ここで成虫は確認しております。(2010.1.15)


















  

コオニヤンマのヤゴ:
 これは何だという感じの平たい水棲昆虫ですが、れっきとしたトンボの仲間のヤゴです。このヤゴは千谷の下流の高原町の川をかき回していて見つけました。
 水辺の昆虫調査は春から夏にかけて行う人が多いようですが、それは間違いです。水棲昆虫が大きく育ち、もうすぐ羽化する前12月から3月ころがいいようです。(2009.12.15)

















ナガサキアゲハのメス:
 我が家の庭で採集したものです。
 クロアゲハの仲間では唯一尾状突起がない種類です。
 しかし、私の古い蝶の図鑑には宮崎県産の尾状突起がある固体の写真が載っています。
 私の住む高原町でもいるのかどうか調査してみたいと思います。
 約8年ほど前には愛知県では非常に珍しい蝶でしたが、今年、愛知県に帰ってみたら、クロアゲハ類の中でもっとも沢山見たように感じました。
(2009.11.15)




















  

クロズマメゲンゴロウ:
 いつも散歩に行く途中の水田の隅が畳 1枚分位稲が植えられていない所があり、そこに泳いでいました。
 ゲンゴロウは水田に多量に農薬をが撒かれ、その多くが絶滅した中でここにいるということはここでは農薬が多量に撒かれていないのでしょうか?
 この地域全体に未だ自然が残っているということの証拠でしょうか?
 ゲンゴロウの仲間は結構同定が難しいのでゲンゴロウだけの図鑑があります。(2009.10.15)




















クロマダラソテツシジミの幼虫:
ここ2、3年宮崎県の昆虫同好者の間ではクロマダラソテツシジミの話題で持ちきりと言ってもいいくらいです。このチョウは元々は南方の産で宮崎県にはいないチョウでした。それが春になると南方からやってきて鹿児島県から宮崎県で代を重ねて北上しているようです。標高の高い高原町では昨年(2008年)に薦田さんが初めて発見しました。
 私の家の近所で今年ソテツにこのチョウの幼虫を発見しました。うかつにも気付きませんでしたが、このソテツは昨年クロマダラソテツシジミに食害されたようで、この家の人に根元から切られていました。細々と出た新芽にもこのチョウの幼虫のため無残な有様です。アリが群がっていますが、幼虫が嫌がっている様子はないので、どうやらこの幼虫の背中から蜜が出ているのではないでしょうか。(2009.9.15)





コミスジ:
 コミスジとは漢字で書けば「小三筋」です。写真のように3本の筋があることから小さいミスジチョウのことです。この写真は5月に御池の周りで撮ったものです。
 別に珍しい蝶ではありません。我家の庭にもやってきます。ヒラヒラと飛んで中々写真を撮らせてくれませんが、たまたま交尾中だったので写真が撮れました。(2009.8.15)











ヒサマツミドリシジミを育てました

   

        幼虫が抜け出た後の卵                        終齢幼虫

  

         サナギ                             標本となったヒサマツミドリシジミ

ヒサマツミドリシジミを育ててみました:
 7個の卵を冷蔵庫から取り出し、アラカシの新芽を与えだしたのが4月3日です。7個の卵はそれぞれ孵化しましたが、無事成長し、蝶になったのは1個だけでした。

 4月7日に孵化し、サナギになったのは5月1日でした。1齢、2齢は小さくて見つけることが出来ませんでしたが、3齢くらいから幼虫を確認出来ました。

 5月16日に無事成虫になりました。薦田さんに電話しましたら、御池に放しに行くか、直ぐに標本にしないと羽がボロボロになってしまう、とのことでしたので、標本にしました。

 生まれて初めて昆虫の卵から成虫まで育ててみました。

 3月の末に宮崎県昆虫同好会の薦田さんからヒサマツミドリシジミの卵を7個いただきました。この卵は御池の周りの雑木林で薦田さんが拾ってきたものです。幼虫の育て方は全て薦田さんの指導の下に行いました。薦田さん、ありがとうございました。(2008.7.15)




 


              イボタガ                     10センチ以上もあるイボタガの幼虫

 イボタガ:
 イボタガは未だ寒い3月の中下旬に発生します。愛知県から引越してきて、5年目になろうとする3月末に、やっと我家の玄関灯にやってきました。大いに喜んでいた5月の中旬に気がついたら、キンモクセイやネズミモチが幼虫に食べられて丸裸になっていてビックリです。5月の末に御池で左の写真のような黒い長い突起を持った虫もイボタガの幼虫で、終齢になるとこの突起が落ちて上のようになると、を永井先生に教えていただきました。(2009.6.15)





      イボタガの幼虫





キタテハ:
 冬真っ盛りの2月下旬、朝は零度以下に下がるような日でも、風もなく暖かい日中にはキタテハが舞っているのを見ることが出来ます。2月21日の朝、我家の最低温度計は-1.6℃を指していましたが、最高温度計は17.7℃でした。家の庭にもやってくるし、家の近くの空地にもこのチョウは飛んでいました。キタテハは成虫で越冬することで知られていますが、夜はどこで過ごすのでしょうか。(2009.3.15)










サツマニシキ:
 鱗粉がすっかり剥げ落ちてしまったサツマニシキです。矢岳の登山途中で初夏の頃に遭遇しました。捕虫網を持っていませんでしたので、手ずかみで採集しました。そのときに鱗粉が取れてしまいましたが、実際はこの写真よりはるかに美しい蛾です。蛾の中でも昼間飛ぶ蛾の種類です。(2008.11.15)









アゲハモドキ:
 今年、春から野外で灯火採集をしましたら、沢山の昆虫がやって来ました。アゲハモドキは我家の玄関灯にもやってきます。クロアゲハによく似ていますが、クロアゲハよりかなり小さいです。(2008.10.15)
















   

コヤマトンボ:
 夏の間は暑いので、南向きの網戸の無い玄関を開け放しておきます。北側の窓も全て開け放しておくと家の中に涼しい風が吹き抜けます。その涼しい風に乗って網戸の無い玄関からハチやトンボなどの昆虫が時々飛び込んで来ます。北側の窓には網戸がありますので外へ出られません。
 これは洗濯場の網戸に止まっていたコヤマトンボです。コヤマトンボはどちらというと流れの緩やかな流水で幼虫時代を過ごすそうです。(2008.9.15)






ミカドアゲハ:
 羽根が少し破れていますが、これは我家の庭にやってきたミカドアゲハです。ミカドアゲハは愛知県では見たことが有りません。アオスジアゲハを白っぽくしたような目立たないチョウです。
 昔、有名な昆虫学者が書いた本で「ミカドアゲハ命名譚?」というような本を読んだことがありました。残念ながらその中身は忘れてしまいました。幕末か、明治初期かに命名され、命名者は外国人で、このチョウこそ日本を代表するチョウであると勘違いされ、帝揚羽、と命名されたというようなことだったように思います(間違っているかもしれませんが)。(2008.8.15)












カノコガ:
 カノコガは別段珍しいガではありません。この写真は散歩の途中の田んぼの土手ででみかけたものです。写真ではうまく写すことが出来ませんでしたが、ヒメジョオンやチガヤなどの葉の裏に止まっていたのは100頭を越すカノコガです。(2008.7.15)











ホソアシナアガバチ:
 5 センチほどの幅の葉を裏返したらハチが巣を作っていました。アシナガバチの仲間では最も小さくはかなげなハチです。飛び方も頼りなげにふわふわ飛びます。5 センチほどの葉に巣を作るので巣も小さいものでしょう。もう既に卵が産み付けられています。これでもアシナガバチの仲間ですから刺されれば痛いかもしれません。(2008.6.15)


















オオミズアオ:
 オオミズアオは蛾の女王であると私は思っています。大きさもアゲハチョウくらいの大きさがあり、その美しさは写真では充分には表現できません。
 我家の玄関灯には来た事がありませんでしたので、高原町にいるかわかりませんでしたが、灯火採集には5頭もやって来ました。
 オオミズアオに似た種類でオナガミズアオという蛾がおり、同定は極めて難しいです。(2008.5.15)








センチコガネ:
 矢岳の麓のチガヤの原に暖かくなった4月14日に何匹か飛び回っていました。このあたりは盛んに鹿の鳴声が聞こえます。鹿の糞に集まってくるようです。動物の糞を地下に持ち込み卵を産みつけます。
 日の光に微妙に緑色や紫色に光りとても綺麗です。
 センチコガネのセンチは雪隠(セッチン)のなまったものであると、本で読んだことがあります。(2008.4.15)
















ツマグロキチョウ:
 今年の冬はいわゆる寒い冬でしたので、なかなかチョウを見る機会がありませんでした。3月10にようやく少し暖かくなり、御池に散歩に行きました。岸辺のチガヤの側を通ったら、ツマグロキチョウが弱弱しく飛び立ち、又直ぐにチガヤに止まりました。成虫で越冬中ですが、ようやく飛び立つ準備のようでした。(2008.3.15)

















ハナアブ:
 2月初旬、庭の梅の花が満開です。2月7日、朝は―2℃と冷え込みましたが日中は風もなく15℃近くになりました。早速梅の花にハナアブがやって来ました。
 ハナアブは勿論、ハエの仲間の昆虫です。幼虫は水中で腐植物を食べて大きくなるそうです。(2008.2.15)

















        カブトムシの幼虫                    キマワリの幼虫とヒゲジロハサミムシ

朽ちたシイタケ原木の住人:
 家の日陰においてあったシイタケの原木がシイタケが出ずに朽ちてきたので解体しました。原木の根元からは私の親指より太いカブトムシの幼虫が出てきました。原木の中にはキマワリの幼虫やヒゲジロハサミムシやイシムカデが住んでいました。(2008年1月15日)