高原町以外の自然 5

余り遠くに旅行することが多くないので主に近隣の市町村が中心になります。

           



トックリキワタの花
 高原町の生涯教育で青島に行きました。青島亜熱帯植物園の芝生広場にトックリキワタの花が咲いていました。トックリキワタはブラジル原産の木で、木の根元からとっくりのように膨らんでいて上の方は細くなっているのでこの名前が付いたようです。キカラスウリより一回り大きい楕円形の実もついていました。この実がが初夏のころ弾けて中から綿のようなものが出てきます。これがいわゆる「パンヤ」です。パンヤとはこの木がパンヤ属だからだそうです。(2017、12、15)













 
       コヤブラン:(ユリ科)                           オオギセル

 10月の末に久しぶりに故郷の知多自然観察会の人達と研修旅行に行きました。行ったのは静岡県の引佐町にある竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)や静岡県森林公園などでした。
 コヤブランは宮崎県にも自生しているようですが、オオギセルの方は九州にはいないようです。
 こんな大きなキセルガイを見たのは初めてでした。(2017、11、15)






オオカマキリモドキ:(アミメカゲロウ目、カマキリモドキ科)
 10月の初旬に三股町の上米公園でばったり昆虫写真家の新海さんにお会いしました。オオカミキリモドキの写真を撮りに来て見えましたので同行させて頂きました。左の写真は新海さんが捕まえたオオカマキリモドキです。

 オオカマキモドキはアミメカゲロウ目に属し、ウスバカゲロウやヘビトンボの仲間で、カマキリとは全然異なる昆虫です。しかし、前足と頭の形はカマキリに、腹部はハチに擬態していると言われています。
(2017、10、15)














ナゴラン:(ラン科)
 7月の末にえびの市の雑木林でナゴランを見つけました。木の枝が折れ道に落ちていました。枝が枯れて腐って落ちてきたようです。普通は木の上の方にあって見ることの出来ない花です。なかなか清楚な花です。
 蘭に詳しい知人の話ではこのまま放置しておけばランは枯れてしまう、とのことでした。この枝ごと持ち帰り、柿の木などに付けておけば生き返るそうです。
 私もこの花のついたランではなく、この枝に小さい苗がありましたので、それを頂き、柿の木に縛り付けておきました。2、3年後に花が咲きましたらまた報告します。(2017、8、15)












カキラン:(ラン科)
 6月の下旬にハッチョウトンボで有名な高鍋湿原に行き、このカキランに遭遇しました。木道の脇に湿原の中から立ち上がって咲いていて、6月の下旬が真っ盛りのようです。花の色が柿色なのでカキランと命名された、と図鑑には記載されています。(2017、7、15)





























クマガイソウ(ラン科)
 5月の連休に知人にクマガイソウの群生地に連れて行ってもらいました。これで全てで、決して多くはありませんが、流石に大きな花が見事です。
 宮崎県の絶滅危惧TB類に指定されています。
 人が通る道路に近く、盗掘がとても心配です。(2017、5、15)
















ムギラン(ラン科)
 3月の末に小林市の雑木林に行来ましたら、木の股にムギランが着生しており、花が咲いていました。目立たない花です。
未だ花が開ききっていないのか、あるいはこれが満開なのかわかりません。
(2017、4、15)

















コバントビケラの仲間(トビケラ目、コバントビケラ属)
 2月の1日に県の土木課の依頼で水辺のモニターの一環で、岩瀬川で水生生物の調査を行いました。枯れ葉の上にこの鮮やかな水生昆虫がいました。家に持ち帰ったら、枯れ葉をちぎって巣を作ったことからトビケラの仲間とわかりました。
 図鑑によれば昔はコバントビケラという種であるとされましたが、ほかにもこの仲間がいるということで、コバントビケラ属の一種です、と書いてありました。成虫の出現期や生活史の詳細はわからない、とも書いてありました。(2017、2、15)。










 
ヤッコソウ:(ヤッコソウ科)
 高原町の生涯学習の一環で都城市高城町のヤッコソウを見に行きました。
 ヤッコソウはツブラジイやスダジイの根に寄生する寄生植物です。ですから色素がありません。
 命名者はあの牧野富太郎博士です。鱗片状の対生した葉の根元に蜜がたまり、それを求めて蜂などがやってきます。
 ヤッコソウは沖縄県、鹿児島県、宮崎県、徳島県、高知県に自生しています。(2016、12、15)





ベニツチカメムシ:(ツチカメムシ科)
10月14日、都城盆地植物愛好会の研修で、小林市の三之宮峡に行きました。遊歩道に垂れ下がった木の葉にベニツチカメムシがびっしりとついていました。越冬のため集団を作るとのことです。
 また、このカメムシはボロボロノキの実に産卵し、子育てをすることでも有名です。(2016、11、15)














タカネハンショウヅル:(キンポウゲ科)
 10月の初旬に三股町の雑木林に行きました。林縁にこの花が咲いていました。およそ自然のものとは思えない可憐な花です。
 少し前に、NHKの「趣味の園芸」にクレマチスの特集でこの花が取り上げられていて驚いた記憶があります。(2016、10、15)

















サクララン:
 6月10日に日南市南郷道の駅にジャカランタを見に行きました。駐車場の大きなアコウの木の上の方にこの不思議な花が多数ぶら下がって咲いていました。
 もちろん、アコウの花ではなく、アコウの木に着生している植物の花です。
 家に帰って調べてみました。園芸品種かと思いましたが、意外にも九州南部に自生して着生ランの仲間のようです。
(2016、7、15)





























サイハイラン:(ラン科)
5月の末に小林市東方の雑木林で見かけました。よそでも見たことはあったのですが、花全体の長さが20p程もあり、ビックリです。昔、見た時は花全体の長さは普通10センチもあるかどうかです。余程昔からここに咲いていたのでしょう。
 「和名は采配蘭で、昔、戦場で指揮をとるのに使った采配に見立ててつけられた。」と図鑑にはありました。(2016、6、15)





























フデリンドウ:
 5月の末に小林生物愛好会で、小林市と綾町の境目の多古羅林道に観察会に行きました。
 川の縁の崖にフデリンドウが咲いていました。高原町にも咲いている所が有りますが、段々少なくなっています。(2016、5,15)














オドリコソウ(シソ科)
 鹿児島県南さつま市の笠沙の岬に行って来ました。
 鹿児島県の日置市にある薩摩湖という湖に寄ったら、湖のほとりにオドリコソウが群生していました。うまく写真に撮れませんでしたが、判りますでしょうか。
 どういう訳か高原町では見たことが有りません。
(2016、4、15)


























クモラン:(ラン科)
 3月5日に三股町の上米公園に行ったら、変な着生ランを見つけました。同行したMさんからクモランであろうと言われた。
帰ってからインターネットで調べてみました。クモランは木から引きはがしてしまうと枯れてしまうそうで、ある種の菌類が着生に関係しているのではないだろうか、と言われているようです。(2016.3.15)
















オオヨドカワゴロモの花:(カワゴケソウ科)
 昨年の12月に小林市の岩瀬川に自生するオオヨドカワゴロモが国の天然記念物に指定されました。
 カワガケソウ科の植物は熱帯から亜熱帯を中心に分布する植物で、平成11年に新種として発表され、カワゴケソウ科の植物としては北限にあたり、世界でも岩瀬川にしか自生していない植物です。
 丁度12月頃から花が咲きます。花は2mmほどしかなく小さいものです。(2016、1、15)
 



















キバナノホトトギス(ユリ科)
 10月10日、宮崎県自然観察指導員協議会の研修会が宮崎市でありました。
 1日中曇り空でしたが、暑くもなく、寒くもなく、自然観察日和で、片道 3.2キロも殆ど急な上り坂もなく楽しい自然観察会になりました。
 明るい森林の中にこの時期にはしては目立つ鮮やかな黄色のキバナノホトトギスを沢山見ることが出来ました。宮崎県と鹿児島県にしか自生しないそうですが、これほと沢山の所は少ないのではないでしょうか。(2015、10,15)















トラノオスズカケ:(ゴマノハグサ科)
 小林市の須木の雑木林に行きましたら、この花が咲いていました。この花の付き方に特徴があり、花の咲いている所を一度見たら、忘れません。
 また、名前のトラノオスズカケという奇妙な名前も一度聞いたら忘れません。
 全国版の植物図鑑にはあまり載っていません。九州地方の植物図鑑に載っているのみです。九州、四国のみに自生しています。(2015、9、15)













オオキツネノカミソリ:(ヒガンバナ科)
 7月の末にえびの市の雑木林に咲いているのを確認しました。人家の近いところではあまり見かけません。落葉樹が茂った木の下にひっそりと咲いていました。
 雄蕊が花弁より大きく突き出ているのがオオキツネノカミソリの特徴と図鑑にはあります。(2015、8、15)















 

ヤマアジサイ:(ユキノシタ科)
 6月の初旬に三股町の上米公園に行きました。この公園は芝生公園やパークゴルフ場もあり、町民に愛されているようです。日曜日で天気が良かったせいか、小さい子供を連れた夫婦連れなどでにぎわっており、中高年はパークゴルフをしておりました。
 公園と個人の持ち山の間の道を山の上の方に登ってゆくとそれなりの自然を満喫できます。ムラサキニガナやこのヤマアジサイが咲いていました。(2015、6、15)










        えびの市尾八重野で見つけたタゴガエルの卵


          タゴガエルの卵                               タゴガエルのオタマジャクシ

 3月の末にえびの市の尾八重野に行き、そこの小さな例流の余り流れが無い場所にカエルの白い卵塊が有りました。
卵の直径は約3mm。一塊が30個くらいでしょうか。
 家に持ち帰り3日後に孵化しました。初めて見る白いオタマジャクシでした。オタマジャクシは黒いものだと思っていましたので、びっくりでした。(2015.4.15)



            綾町の山で見た大きなヒル


ヨツワクガビル:(ヒル綱、咽蛭(いんしつ)目、イシビル科)

 2月の末に猟師さんと歩く自然観察会があり、参加しました。その時、道端にいた大きなヒルを見せて頂きました。体長10pほどもある大きなヒルで血を吸わないようでした。
 何を食べるのか調べてみました。カタツムリやミミズを食べるようです。
 カタツムリをたべる蛭にコウガイビルが知られていますが、そのほかにもこんな大きなヒルがいることを初めて知りました。
                        (2015.3.15)
















         都城市高城町のヤッコソウ

 
ヤッコソウ:ヤッコソウ科

 11月の末に都城植物愛好会のメンバーと副会長の松本さんの案内で、都城市高城町の石山観音寺の隣の山に自生するヤッコソウを見に行きました。急な山道を登ること約10分、大きなスダジイの根元に沢山生えていました。
 ヤッコソウはシイの木の根に寄生する寄生植物です。従って葉緑素が有りません。
 3ケ所に分かれていて、それぞれ人が立ち入らないように紐がめぐらされていて、紐の外から写真を撮りました。
 ヤッコソウは時々ニュースで見ますが、現物をみるのは始めてで感動しました。(2014、12、15)









         小林市赤松の自然


      クロヤツシロラン                          キッコウハグマの花


      
 10月の末に林市の赤松に行きました。流石に秋も深まってきて昆虫類やクモも少なくなってきましたが、私が今まで見たこともない植物が沢山ありました。
 
 後で小林市立図書館で牧野植物図鑑など大きな図鑑で調べてみましたが、クロヤツシロランもシナノアキギリも記載されていませんでした。
 キッコウハグマの花を見たのは初めてでした。
 キッコウは葉の形がカメの甲羅のような形をしているからです。ハグマは白熊と書きます。ハグマとは元々は兜の飾りで、幕末に官軍の幹部がかぶっていた白いかぶりものといえば判りますでしょうか。花を見て、名前の由来に納得しました。
(2014、11、15)

        シナノアキギリ




                   えびの市の自然
      

      


   







 



              ムヨウラン                              タカクマヒキオコシ

9月の末にえびの市行きました。
 今まで見たこともない腐生植物のムヨウランやタカクマヒキオコシなどを見ることが出来ました。(2014、10,15)