その他の生き物ー魚類


植物や昆虫の他にもたくさんの生き物がいます。分かる範囲で探してみました。
魚類、貝類、、哺乳動物、両棲類、爬虫類などです。





2013年11月15日最後尾の一覧表を更新しました




ハス:(コイ科)
 5月の初旬に御池の波打ち際近くで見かけました。近くに釣り人がいたので釣られてリリースされたようです。口から内臓が少し出ています。
 ハスは日本在来種としては唯一の魚食性淡水魚、と図鑑には書かれています。
 琵琶湖淀川水系、大和川水系、福井県三方湖が天然分布域。近年は北海道琉球を除く日本各地で繁殖している、とも図鑑に記載されています。(2017、5、15)










ブラックバス:
 4月の初旬に御池に行ったら、大きなブラックバスを釣っている人がいましたので写真を撮らして頂きました。
 50pほどもありましょうか。(2014. 4.15)































海に近くないせいか魚影は多くないように感じられます。
尚、魚類の同定の一部を知多自然観察会の榊原靖さんと宮崎県水産試験場の田口さんにお願いしました。


ハス:
 9月の初旬に御池に行きましたら、ハスを釣っている人に出会いました。アユねらいで来たのだが、アユは釣れずにハスばかりだ、と嘆いてみえました。
 今年は御池に5年ぶりくらいでアユが大発生したようでアユ釣りの人が大勢出たようですが、流石に9月ともなればアユはもう釣れないのでしょう。
 ハスは図鑑によれば、日本在来種としては唯一の魚食性の淡水魚、とある。琵琶湖淀川水系・大和川水系・福井県三方湖が天然分布域。近年は日本各地で繁殖している。とも書かれています。
 塩焼きにすると旨い。とも(2012.9.15)

















カマツカ:
 5月の末に温谷に蟹籠をしかけたら大きなカマツカが入っていました。体長は15センチほどもありました。図鑑によれば16センチほどになるには3年もかかるそうです。
 味は淡白で塩焼きにするとなかなか旨いと図鑑に書いてあります。昔食べたことがありましたが、なかなか旨かったです。(2012.6.15)
 




アユ:
 御池では今年はアユの豊漁の年らしく岸辺からもアユが浅瀬で群れているのが確認できました。
 その気になればいくらでも釣れるらしくアユを釣って、それを餌に他の魚を釣っている人に出会いました。御池では餌のコケがすくないこともあり、琵琶湖同様このアユのように10センチ位にしか成長しませんので、誰も食べる人はいないとのことでした。(2010.7.15)











ハス:
 8月20日(日)御池で「外来魚駆除釣り大会」が小林高原野尻漁業組合の主催で開かれました。当日、ブルーギルが645匹、ブラックバス17匹などが釣られました。たくさん釣った人には自転車や電子レンジなどが賞品として出されました。
 このハスも対象魚として数えられました。ハスは日本在来種のうち唯一の魚食性淡水魚です。もともとこの御池にはいなかったそうですが10年くらい前から取れるようになったとのことでした。図鑑によれば琵琶湖水系、大和川水系、福井県三方湖が天然分布域だそうです。近年は北海道、沖縄以外で繁殖しているとのことです。
 漁協の人に食べられるか聞きましたら、琵琶湖辺りでは食べるようだが、この辺りでは細い骨があって食べにくいので余り食べないとのことでした。持って帰る人は少なく捨てていく人の方が多かったです。しかし、図鑑によれば「塩焼きにすると旨い」と書いてありました。(2006.9.15)




ヨシノボリ:
 御池で捕まえたヨシノボリ。御池の浅い岸辺にはこのヨシノボリが沢山群れています。最近ではヨシノボリも10種類くらいに分類しているようですが、私のように素人はヨシノボリでいいのではないか、と考えています。(2006.5.15)











メダカ:
 広原にある温谷(ぬくだに)のチロチロと水がしみだしている沼のような2m四方くらいの水溜りをタモでさばいてみました。イモリやトンボのヤゴに混じってこのメダカが取れました。高原町は池がほとんど無いのでメダカはいないと思っていましたので以外でした。(2006.4.15)









タカハヤ:
この地方ではアブラメというようです。アブラメというからにはアブラハヤかと思いましたが、この地方にはアブラハヤはいないとのことでした。(2006.3.15)













イズミダイ(泉鯛):
 広原の温谷(ぬくだに)にある養魚池下の水路で捕まえました。散歩に来た人に聞いたらイズミダイであり、塩焼きや刺身で美味しいとのことでした。イズミダイというのは商品名でこの上の養魚池で昔養殖されていた魚であろうと推測し、隣の小林市にある宮崎県水産試験場の田口技師に聞きました。
 イズミダイはカワスズメ科の淡水魚で原産地はエジプトのナイル川で本名はテラピア・ニロチカというそうです。真鯛が高かった時代に真鯛の代替品としてここばかりではなく鹿児島県、宮崎県などで養殖されたことがあるそうです。養魚池から逃げ出したものなどが今では大淀川水系では自然状態で繁殖しているそうです。尚、現在宮崎県下では養殖されていないとのことです。
 このイズミダイを捕った水路の100m位下流は辻の堂川に流れ込んでいます。辻の堂川は大淀川の支流です。
                                                                 (2006.2.15)



ニジマス:
 1月12日御池の周りを散策しました。この寒さのなかで釣りをしている人がおり、ちょうど通りかかった時にこのニジマスを釣り上げている最中でした。40cmほどもある大物でした。ニジマスという名前の通りきれいな赤紫色の婚姻色が出ていました。。
 (2006.1.15)








高崎川のコイ:
 6月に増田さんが取ったコイの写真です。30cmくらいでしょうか。2004年に漁協が小林市、高原町、野尻町の河川にに放流したコイの幼魚は19,000匹でした。但し、高崎川には放流していません。






辻の堂川のウナギ:
 高原町の川は大淀川水系に属します。海から高原町までの川には堰やダムがあり、海からウナギが遡上することはほとんど不可能です。
 小林、高原、野尻漁業協同組合では小林市、高原町と野尻町の河川に昨年(2004年)、幼鰻を525Kgを放流しました。
 なお、漁協によれば小林市、高原町と野尻町の河川にはアユ、コイ、オイカワ、マス、ヤマメ、フナの幼魚を毎年放流しているとのことです。その他にもモズクガニの幼蟹も放流しています。また、アユとワカサギの卵を高原町の御池に放流しているそうです。





    

      高崎川で投網を打つ増田さん                        カマツカ

 7月29日、漁協の役員である増田さんの協力で高崎川で魚の棲息調査をしました。増田さんが、投網を打ち、私はついて回るだけでした。増田さんは慣れてみえるのかどんどん川のなかを行きますが、私にとっては石は滑るし、水が膝を越す深さの所では水の流れが急で歩くのが困難になりました。
 当日取れたのはカマツカ、カワムツ、オイカワ、ウグイでした。増田さんの話ではコイが取れることもあるとのことでした。



オイカワ:
 6月末に高崎川を通ったら、投網を打っている人を見かけたので声をかけて成果を見せていただきました。その中で最も綺麗だったのがこのオイカワの雄でした。婚姻色が出て実物はもっと綺麗でした。愛知県の私の周りではシラハエと言っていたように記憶しています。






ドンコ:
 体調15cmほどの大きなものです。木場田川、安丸川ではたいていこのドンコとキンブナしかいませんでした。この二つの川のほとんどが3面張りであることが関係しているのでしょう。
 図鑑によれば外見に似合わず塩焼きや煮つけにすると美味しいと書いてありましたが、頭が大きく食べる所が少ないように見え、川に返してやりました。




キンブナ:
 魚類について何の知識も無かったので、図鑑を見て、恥ずかしながらフナという魚はいないことを初めて知りました。

天然アユについての訂正:
 前に御池には天然のアユがいることで有名と書きましたが、漁業協同組合に問い合わせした所、40年ほど前から琵琶湖のアユの卵を入れているとのことでした。ただし、卵を入れなかった年もあるようですが、それでもアユが発生したことからここでも産卵孵化があるようです。





オオクチバス:
 御池にはいつの頃からか、ブルーギルやブラックバスの釣り場として有名になってしまいました。若い人たちが釣った魚をすぐ放してしまうので釣ったブラックバスを見ることはめったにありません。比較的年配の方がオオクチバスがアユを食べるので駆逐する必要あることと、近所の人が食べるので持って帰るとの事で写真を撮らせてもらいました。約30cmほどの大きさでした。







アユ:
 御池には天然のアユがいるということでしたが、実際は漁業組合が卵を入れていました。2004年に卵は20万粒しか入れなかったのにアユが大量発生しました。。餌が少ないのか写真のように痩せています。











ブルーギル:
 近年、御池ではブラックバスやこのブルーギルの釣りが盛んに行われています。ただし、釣っては放すので増える一方だそうです。このブルーギルは30cmほどもありました。







種名 科名 場所
1 ウナギ うなぎ科 辻の堂川
2 イズミダイ(テラピア・ニロチカ) かわすずめ科 広原養魚池下
3 アユ きゅうりうお科 御池
4 ウグイ こい科 広原養魚池下
5 カマツカ こい科 高崎川
6 カワムツ こい科 御池
7 キンブナ こい科 広原養魚池下
8 ハス こい科 御池
9 ニジマス さけ科 御池
10 ブルーギル ばす科 御池
11 オオクチバス ばす科 御池
12 タカハヤ こい科うぐい亜科 広原養魚池下
13 ドンコ はぜ科 広原養魚池下
14 ヨシノボリ はぜ科 御池
15 メダカ めだか科 広原